「Apple AirPods」買った
AppleのBluetoothイヤホン「AirPods」買いました。
Bluetoothイヤホン。
実は6年くらい前に買ったことがあるんですが、当時のものは音質が悪くバッテリー消費も激しかったので正直使い物になりませんでした。
結局有線に逆戻りしてしまい、それからはBluetoothイヤホンへの興味はなくなってしまっていたのですが、最近知人が使っているのを見て「Bluetoothイヤホン、やばい!進化してる!」みたいな感じになったのでお店へダッシュした次第です。
イヤホンは私の日常で1,2を争うくらいに使用率が高いもの(年に3回くらいは断線してる気がします…)なので少々お値段は張りましたが購入を決めました。
Apple Storeで試着
耳に合わない人もいるという噂もあったので、念のためApple Storeで試着。
展示されていなかったのですが、スタッフさんにお願いして試着用のものを出してもらいました。
iPhoneを買ったときに同梱されるイヤホン「EarPods」が全くフィットしなかった過去があるので少々不安でしたが杞憂でした。
特に問題なかったので即購入といきたかったのでですが在庫がないとのこと。 周辺を数店ほどハシゴしたところビックカメラで発見したので購入。
開封の儀
外箱。Apple製品おなじみの白をベースとしたシンプルなデザイン。
開封の儀。
置いてる机も白いので見づらいですが、箱の中身はこんな感じ。
- AirPods
- 充電ケース
- Lightning - USBケーブル
- 説明書など
USB ACアダブターは付属していないので、充電用に別途買う必要があります。
本体
パッカリ開けると中にAirPodsが入っております。 ケースとAirPodsのそれぞれにバッテリーが内蔵されており、未使用のときはこのケースにしまっておくことでAirPodsの充電が可能。
ケースにLightning端子があるのでこいつと電源を繋げば充電が可能。
取り出すとこんな感じ。これを耳にはめます。
耳からうどんなんて揶揄されてますが、この長い部分にはマイクが内蔵されています。
ケース。若干取り出しづらい感もありますが、収納時は磁石に吸い付くようにスルッと入るので気持ちいい(下記動画参照)。
iPhoneとペアリングしてみる
iPhoneを起動し、AirPodsが格納された状態のケースをパカっと開けたまま、数秒待つと上記のような画面になります。接続ボタン→完了ボタン押下でペアリングは完了。とっても簡単です。
私はiPhone6sを使っていますが、問題なくできました。
バッテリー残量を確認する
AirPodsが格納された状態のケースをiPhoneに近づけると、バッテリ残量が確認できるポップアップが表示されます。
ただいちいちケースを近づけるのも面倒なので他の確認方法が無いか調べてみたところ、上画像のようにiPhoneのバッテリーウィジェットでも確認できる様子。AirPodsのどちらかをケースに収めれば、ケースのバッテリー残量も確認できるようです(上画像の右)。
数日間使ってみての感想
バッテリー消費は気にならない
職場ではほぼイヤホンを付けて仕事をしているのですが、バッテリー切れで困ることはありませんでした。
AirPods単体での駆動時間は5時間とのことなので、もちろん合間に充電ケースに入れる必要があります。しかしながら充電スピードが早く、イヤホンを使わないちょっとした合間にしまっておけば事足りるので不便感はほぼなかったです。
またバッテリーが10%程度で1回目の、切れる直前で2回目の音が鳴るのでいつの間にかバッテリーが切れてしまうことは避けられそうでした。
音質良好、遮音性は低い
音質は良好。高すぎず低すぎずといったところでしょうか。
音質に関しては特に拘りがないので不満はありませんでした。
遮音性は低。外の音は結構聞こえます。
私はよくPodcastを聞くのですが、感覚的に100デシベル(電車の通るガードレールの下くらいの音)くらいの騒音で聞き取るのが辛くなります。
遮音性の評価に関しては使う人の用途や状況によって別れるかと思いますが、私自身は職場で使用することが多いため、逆にこのくらいの遮音性のほうが良いかなといった感想です。 音楽をじっくり味わいたい人はカナル型のBruetoothイヤホンの方がいいかもしれません。
ダブルタップ機能が便利
AirPodsを耳に付けた状態で2回ほど軽く本体をポンポンと叩く(ダブルタップ)すると、iOSの場合siriの起動など予め設定しておいた操作を実行することができます。
設定できる操作は以下のうちの1つです。
- siriの起動
- 再生/一時停止
- 次のトラック
- 前のトラック
iOS11からは下画像のように左右それぞれのダブルタップ設定が可能になったようで、もしかしたら今後のiOSのバージョンアップで機能が追加されるかもしれません。
誤ってスピーカーから爆音を鳴らしてしまいそうで怖い
これはAirPodsそのものというよりもiOSの問題ですが、サイレントモードの状況下でも間違えてスピーカーから音を出してしまう恐れがあります。
どういうことかといいますと、AirPodsは両耳から取り外すと自動的に音楽が一時停止しますが、この状態で音声プレイヤーの再生ボタンをタップすると、音声はスピーカーから出力されます。 つまりAirPodsは耳にはめていない限り、有線イヤホンを端子から抜いたときと同じような状態ということです。
さてここでiPhoneのサイレントモードについてですが、サイレントモードには消音可能なものとそうでないものがあります。 iPhoneには通知音とサウンド音量の2種類の音がありますが、サイレントモードで消音できるのは通知音だけらしいです。
種類 | 例 | 消音可否 |
---|---|---|
通知音 | 電話、アプリ通知、メール通知 | 可 |
サウンド音量 | ゲーム、音楽プレイヤー | 不可 |
つまりは「イヤホンをはめているが、何らかの動作不良で正しくAirPodsを接続できていなかった。さらにその状態で再生ボタンを押してしまってオフィス内にアニソン・アイドルソングを爆音で流してしまった!サイレントモードで全音声を消音しているつもりだったのに!」なんてことが起こりえます。
実は私はもうすでにこれを経験済みなのですが、そのとき聞いていたのはPodcastだったので事なきを得ました。(よかった…。
それ以来、AirPods使用中にiPhoneの再生ボタンを触るのが恐怖になってしまったので、今は音声再生の際は前述したダブルタップ機能を必ず使うようにしています。
Androidだと設定次第で、サイレントモードでの全音量の消音が可能なのですが、iOSは対応していないみたいです。(これ設定できるようにならないのかな…)
ダブルタップでの回避策はあるもののちょっとめんどくさいですね。
最後に感想
イヤホンに求めるものは個々人で違うと思いますのでそれぞれの特性を理解した上で選んだほうが良いと思います。 特に遮音性に関しては評価が分かれそう。
お値段は少々しましたが私個人は結構満足しています。
ワイヤレス快適!次買い換えるときはもっと安くなってるといいな!
以上、レビューでした。